「メヒコ・アミーゴ(Mexico Amigo)」「メヒコ・アミーゴ(Mexico Amigo)」

スポーツクライミングの福山市での合宿

7月25日(木)から16日間、福山市でメキシコスポーツクライミングチームの合宿が行われました。今回は、東京で開催されたクライミング世界選手権に出場することもあり、トレーニングに励んでいました。

まず、スポーツクライミングとは何か、多くの人が疑問に感じているのではないでしょうか。合宿に参加しているメキシコ山岳スポーツ協会のアルフレッド会長がその歴史と概要を次のように述べました。

 “スポーツクライミングは,岩場を登るロッククライミングがルーツであり、歴史のベースは同じです。発祥はロシアで、約30年前にイタリアで初めての競技会が行われました。その後、クライミングウォールが設置されるようになり、岩場に挑戦する前の練習として使用する人もいれば、相手と競うために使用する人もいました。2007年には、国際スポーツクライミング連盟が誕生し、現在は東京オリンピック2020の競技の一つに追加されました。そんなスポーツクライミングには、ボルダリング/スピード/リードの3つの種目があります。”

個人プレーということもあり、練習は各自各々のタイミングで行われていました。ずっとクライミングウォールで練習すると思いきや、筋肉トレーニングも多くされていて、背中と腕の筋肉に納得いきました。

そんな彼らの中には、国内大会で1位に輝いたマリア・フェルナンダ・ゴンザレス選手(女性/17歳)がいました。彼女がこの競技の面白さについて教えてくれました。
 “競う相手は、誰かではなく、ボルダーやウォールです。自分がどの位置にいたいのかは、自分自身が決めることです。ヨガみたいに心身鍛錬するために行う人もいますが、それぐらいの効果はあると思います。登れないところがあれば、みんながアドバイスをしてくれるのですが、これも競争相手がいないからこそできることだと思います。みんなで助言し合うことで仲良くもなれます。また、体の動きに対する意識が高まったり、野外でやるときは、自然と触れ合うので、エコ意識も高まると思います。私はクライミングしているときは、とても気分がいいです。”
彼女が話している時の笑顔でまた納得いきました。

練習が行われていた施設で開催された市民交流イベントでは、子どもから大人まで幅広く参加されて、とても盛り上がっていました。皆さんの笑顔で楽しさが伝わりますね。

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